朝ノオト

空想に遊ぶ

「talk」

 

遠くうつろな街の日で

知らない景色を重ねた

暮れる世界、色を見せて

 


あれ、これ、考えてる

おまえの足跡

時計を見ずに話してた

夜はいつまで終わらない

 


狭く渇いた部屋に居て

好きな曲を鳴らした

忘れるから、声を出して

 


ときどき、考えてる

夢とか幸せ

意味もなしにたどってた

指の先が終わらない

 


今も今も今も今も今も、考えてる

冷凍庫で冷やしたジン、綺麗な石とか虫、意味不明なメモ、あるいは書きかけの詩、と、ポールのコードが鳴って、1DKは天国

 


プレイバック、あまりにも豊かなもの、どうせ、知らない街でも良いって、言って、中華なら食える