2020-11-03 「悦びは星」 毎日の詩 物言わぬ小さなハエトリグモがいつしか一回り大きくなって、パソコンを眺める私の視界を往く 生垣だと思っていた緑にびっしりと金木犀が薫って、雨上がりにはアスファルトを染めていた 私には関係がないが、なにもしていないが、私はみているから、遠くにでも、そこに悦びが浮かんでいる