朝ノオト

空想に遊ぶ

「Apple」


たりらりら並べたり薄い石広く広く

指先を切るような端の頃、日が咲いている

硝子質のクリアが乾きの中で浮いていて、強すぎるね

 


摩耗する

硬いがそれ以上に日が長すぎる

夥しい妄想と入力がひとつひとつと分裂し象った

光源は原色でありすぎたので加減を忘れた

息のできないほど長い波、刻まれているもの

そう在る

 


硝子質のクリアが乾きの中

赤子の頭のような曖昧な固さで浮いている、