使い古したお決まり(やぶれかぶれ)のスタイルが 自他ともに苦しいままに浮ついて進行してゆく 笑い戸惑い、夢中を晒し、不用意に共感し、その実、黒を白だとしても気にしない
酔えない男 わたしは酒の飲めぬ男としてあなたと過ごしたい 間抜けに、今にも爆ぜそうに溢血する赤ら顔で微笑むことなく、そんなわたしの記憶をあなたの脳みそにいっぺんも残すことなく生きてみたいと思う 酩酊を捨てて、揺れる月と別れて、あるいは、想像を…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。