2020-08-12 「休日とTシャツ」 毎日の詩 気温がよくわからないから、ぐったりしてやっと真夏日を知った 冷えて動き出す頭と体の変温動物のようで そういえば昨日はある2人の知っている僕がが重なって言葉を話していた 人は鏡と言うならば、僕を知っている、知らない同士の2人の像はどこで結ばれますか などと考えながら、今はひとり自分の家でクーラーの風に耐えている 夕方のTシャツは僕の匂いがする ソファで読みかけの本にすこし焦っている でも今はハグがしたい、匂いがするので 夕方のTシャツの誰かと 物言わぬそれにうなずきたい