朝ノオト

空想に遊ぶ

「休日とTシャツ」

 

気温がよくわからないから、ぐったりしてやっと真夏日を知った

冷えて動き出す頭と体の変温動物のようで

そういえば昨日はある2人の知っている僕がが重なって言葉を話していた

人は鏡と言うならば、僕を知っている、知らない同士の2人の像はどこで結ばれますか

などと考えながら、今はひとり自分の家でクーラーの風に耐えている

夕方のTシャツは僕の匂いがする

ソファで読みかけの本にすこし焦っている

でも今はハグがしたい、匂いがするので

夕方のTシャツの誰かと

物言わぬそれにうなずきたい