2020-10-23 「湯舟」 毎日の詩 とか米、洗い物、ゴミ出し そこいらにホコリがかぶって 果物が腐りつつあり、葉も乾く あくせくと日々がはやい 乾いた花は褪せたまま美しく 構成された家具も変わらない 積み上げた本は今でも興味深い 変わらないものが愛おしいと 湯船にて 染み入る温度に、揺れる温度に、変わる温度に中に癒え 元気な体で不変を想っている 体が乾くと、眠たくて、いまは眠れることがとても嬉しい