「書くことがないことについて」
書くことがない
書くべきことがない
そんなものはそもそもない
書きたいと思うことがない
生活をしているんだから、何かあるはずで、書きたいと思う気力がないのだろう
気力がない
睡眠は普通にとっているけれど、お昼ご飯はお菓子で済ませた
思ったよりも残業をしたし、休憩を取るのを忘れていた
気づかないまま疲労していた
体が疲れている
後頭部からお尻にかけて凝っている、血の巡りが良くないのにソファでぐったりしてスマホを触っている
スマホを触っている
SNSで友人の退勤を知る
ラーメンを食べに行こうかと考えてマップアプリを開く
ラーメンが食べたい
詩情はない
しかし、食欲がある、心が動かされている
ラーメンは良い、温かくて、塩っぱくて、お肉も入っている
想像するほどに、体が、お腹が、足りないと言い始める、いてもたってもいられないくなる
詩情はない
しかし食欲がある
体はうごいている