朝ノオト

空想に遊ぶ

「暮れる」

 

思い出はお気に召すまま

この世は浮き世、陽光に浮かんで

 


あらゆる色は同じ方向に終わってゆくから、その瞬間は透明なグレーです

通り抜けた先のことはわからないが、起き抜けの体にさえある

 


この空が明るくなるころ

この空が明るくなるころ

 


あたらしい皮膚で空気にふれます

まだしらない歓びを予感します