2020-07-26 「溢る」 毎日の詩 景色の向こうで川が 私の手では、頭では敵わない 気がづけばたち消える 窓の外で風が 椅子のこちらでわからない シャツが落ちて慌てる 映像のこちらで私が 電波の声は、混ざらない 取り返しがつく瞬間をもう一度 熟考して、あるいはせずに 取り返しがつく間にもう一度 熟考して、あるいはせずに 景色の向こうで川が 私の手では、頭では敵わない (それでいてかまわない)