朝ノオト

空想に遊ぶ

「祝祭」


歓びが先にあるとき

私たちはどんな顔をすればよいか

どんなふうに体を動かせば追いつくか

 


赤と緑色、鈴の音、長い夜、異国の歌、多くの鳥と、甘い匂い

 


戸惑う心よりもずっとはやく

この夜は熱を伝える空気で満ちている

今日も変わらず電球色の灯の前で

ただ息をすることでさえ祈ることができる

 


私たちのテーマ、街の気配はぐるぐる回って振りまいている

正体はもう細かい粒子みたいになって漂う

 


ここは祝祭ですとあなたが言って、

ぱしゃんと浸潤した

 


こちら太陽系第三惑星、浮かぶ星の

この光は届いていますか、この光が