朝ノオト

空想に遊ぶ

「シャボン」


ああ、色がさまざまだ

シャボン、夢とこちらの間を光らせたね

 


映るもので白い鳥が頭の上を飛んでいくのを見た

呼吸で膨らんでゆく形があなたを覆った

乾いてゆく表面の最後が見たくてずっと眺めた

 


弾けて膨らんでを繰り返す姿を見て僕は繰り返すことを知りました

何度でも繰り返すことを弾けそうな心臓で決めている

 


シャボン、流れてゆく

シャボン、弾けてゆく

シャボン、もう一度