朝ノオト

空想に遊ぶ

「砂と声」


理屈はダサい

空が青いという現実以上に青いよろこびをこそ言いたい

玄関を出ればわかることでなく書きたい

 


pm1時の私がpm10ごろの私をぶん殴る

 


知らんよ、と彼たちは言う

思い出した日向のかがやきをお前たちはまだ知らない

 


太陽が割れてもいつかは暗い

旬のものが入れ替わりつづけて冷蔵庫に

いつでも期待しているから皮膚は鋭く熱い

 


揺り戻す

鮮やかな現実は

すべての決意を仮説を覚悟を思考を信条を結論を諦念を欺瞞を虚飾を感傷を演技を憧憬を

多すぎる言葉へと