朝ノオト

空想に遊ぶ

「葉書」

 

もう少しの間、根拠のない夢を見ていたいのだけれど、文字はわたしよりも正確に写実する

 


夏が来て、去り、クリスマスが来て、新しい年が来るそうだ、あるときわたしが生まれて、あなたが亡くなった

 


終わらない季節が無いように、この街の木々が梢になるように、途絶えることのない経過を、それでも人は印字してゆく

 


また、ひとつのことが刻まれた

わたしは準備ができていた

夢はさめ、しかるべき感情を迎える