2020-12-26 「描かれる花」 毎日の詩 ないかもしれない太陽に開いてゆくからだがある 想像の赤青黄色は命の目的をなおも語ろうとする 明るい日のことを覚えている、目を閉じても満たしてくる昼間を 赤い花か、小さい花か もう咲いている 咲いているのです ないかもしれない太陽のありか 微睡と焦燥、食欲に、温かい布を纏っている そういうところから咲いている 描かれる花