2021-03-18 「巡廻」 毎日の詩 お月様とハグしたもんで 街はざわめいてビルが揺れる 青い光が真下に影落とすころ 景色はもう足りなくなって どこまで歩いた 音のない水面は映えて そこに手紙を、すがた揺らす 暗い部屋、茶けたカラー 白む空、濁る水を振りほどいて 朝を見る