朝ノオト

空想に遊ぶ

「猫の印象」

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2021/06/20

 


一本の道は想像の猫の線

おまえは悠々と歩くだけ

 


不足だらけのまっすぐな道には突然が多く、そのたびに最も新鮮な目を見開いている

 


悠々と往くおまえ、その丸すぎる手でのばす想像は及ばず、驚いてばかりいる

 


(その間、犬は知らないままはしゃいで、全てが想定外の歓びである)

 


そういうわけで、おまえが想像しているよりも、おまえはかわいいのである