2021-02-07 「ミラーミラー」 毎日の詩 映る、光が映る映る 空間が、ここ、ここは 行き交うものはとくに何も言わない 照射する、こちらを見ている 顔、顔、どんなになっているか触る 見る顔を見る顔を見る顔がつながっている 窓の外は暗い時間であるので 鏡の世界は濃密、濃密です すべての光をただ跳ね返してるというが 銀面の下、いくつかのフィクションが差し込まれている 直進を続ける像と像が交差するところ 私たちが見る幽霊