朝ノオト

空想に遊ぶ

「涎」

 

止まらない反応があって

時計の針がぐんぐん進んで

読まない本が積み重なって

食べたい店のメモは増えていって

睡眠不足の日が続いていって

まだ眠れない0時ばかりで

話したい人は多くて

声を出すのはとても大変で

まだまだお腹が空いていて

部屋は暖かすぎて

やりたいことはまだ多くて

ひとつのできないことがあまりに大きくて

ものすごく空虚なのが体に入っていて

涎が止まらなくて

これはオートマティックで

その句読点ごとに求めている